あやちゃんに おくる
せかいで たった いっさつの えほん
しょうがっこうにゅうがく、おめでとう。 おともだちをたくさんつくってね
2006年7月7日
パパとママより
やました あやちゃんの すむ ほしが いつまでも うつくしく ありますように
地球は ごちそう
村 ひさき 作・絵 クリエイト・ア・ブック
わたしたちの すんでいる ちきゅうには ごちそうが たくさん。
あやちゃんの くらしている さつきが丘にも、 えみちゃんの まわりにも、 まみちゃんや さとみちゃんの ところにも、
たくさんの どうぶつの うえにも、 そらを とぶ とりたちにも、 つちの なかの むしたちにも。
きたにも みなみにも、 ひがしから ずうっと にしにも。
ちきゅうは ごちそう そのもの。
ちきゅうの ごちそう、 それは たいようの あふれる ひかり。
ひかりの つぶ かがやきながら あやちゃんに まいおりて、
もっと ちきゅうの ごちそう、 それは うみ。
うみの ゆらゆら おと リズム、 あおさ ひろさ どーんと おおきさ。
あやちゃん みんな のみほして きもち ぴかぴかに なっていく。
まだ ちきゅうの ごちそう、 それは だいち。
ふっくら つちの あたたかさ。 びっしり つづく たくましさ。 ずしんと ふかく あつみが あって。
あやちゃんじっくり あじわうと つよい ちから あふれだす。
つぎの ごちそう それは くもと あめ。
つめたい みずの うるおいが からだじゅうに ひろがって、
ふわふわ くもが むね いっぱいを くすぐると、
あやちゃん つやつや すきとおって ゆく。
まだまだ ごちそう、 それは き き き。
みどり きみどり ふかい あお、 まるい さんかく とげとげ ぎざぎざ。
あやちゃんぱりぱり ほおばると みどりの かおりで みたされる。
さらに ごちそう、 それは いしと きのみと はな はな はな。
じかんを かけて つくられた まるい かたち、ふしぎな かさなり、うつくしい いろ。
あやちゃん つい てに とって さわった かんじ しりたくなるね。
うれしいね、たくさんの ごちそう。 すごいね、ちきゅう。
でも… こんなに いっぱい ごちそうに なって、 あやちゃんも えみちゃんも まみちゃんも さとみちゃんも、 ちきゅうの みんなが たべて たべて、
ちきゅうは なくならないかな? いたくないかな? ないてないかな?
ひとりひとりが
あやちゃんも えみちゃんもまみちゃんもさとみちゃんも、
ちきゅうを たいせつに する きもちを わすれなければ いいのかな?
ごちそうに なった うれしさを ありがとうの ことばと たいどで つたえたら どうだろう?
いま6さいの あやちゃんが ちきゅうに やさしい ことを かんがえたら、
きっと ちきゅうは わらって くれる。
えみちゃんやまみちゃんやさとみちゃん、 みんなの たくさんの おもいが あつまったら、
きっと ちきゅうは げんきで いられる。
あやちゃんも えみちゃんやまみちゃんやさとみちゃん、 みんなが ちきゅうの いろいろを むだに しなければ、
きっと ちきゅうは かがやきながら うちゅうに うかぶ。
さあ だから、 つづきの ごちそう、 ちきゅうの デザートを どうぞ。
ちきゅうの デザート、 それは にじと ゆきと かみなり。
ゴロゴロ びっくり。 つめたさ さっぱり。 きれいに うっとり。で、
あやちゃんにじいろに そまって ゆく。
つづきの デザート、 それは つきと ほし。
よぞらに ながれる ほしぼしの メロディー。 ほわんと あかるい つきの しきしゃ。
あやちゃんしずかな ひびきに みみ すます。
さて ちきゅうの のみもの、 かわと たきは いかが。
ながれが つづく ここちよさ。 おとの はしる きもちよさ。
あやちゃんくくっと のみながら やさしさ すうっと かんじてる。
さいごの ごちそう、 それは おおきな おおきな ごちそう、 くうき。
めには みえないけれど かならず そこで みたしてくれる。
ひろく おおきく ふかく ずっと ずっと ずっと。
あやちゃん ひろく おおきく ふかく すいこんで おいしい おいしいと しあわせに なる。
たくさんの ちきゅうの ごちそう。
あやちゃんも えみちゃんもまみちゃんもさとみちゃんも、 わたしたちは かんしゃをこめて、
いただきます。 ありがとう。